
こんにちは、菱沼です。
Webサイトがターゲットとする層がどういった方たちなのかによって、Webサイトの表示速度対策が異なることはよくあります。
そこで今回は、スマホからのアクセスが中心となることを想定としたWebサイトにおいて、KUSANAGIを導入した結果どうなったのか、という事例をご紹介したいと思います。
WordPressサイトの表示速度対策に興味がある方はご一読ください。
Webサイト利用ユーザーに適した高速化対策が必要
Webサイトにアクセスする際に使用される端末にはPC、スマートフォン、タブレットがあります。
ユーザーがいる環境による部分もありますが、もしこの3つの端末が同じネットワーク環境下でアクセスしてきた場合、一般的にはPC、続いてタブレット、最後にスマホという順で表示の体感速度に差がでます。これは、スマホやタブレットがPCと比べて処理能力が控えめで、ブラウザも省電力のため動作が抑えられていることが原因のため、どうしても仕方ない部分ではあります。
さて、Webサイトがターゲットとする層によっては、アクセスするときに使用される端末にも傾向が変わることがあります。例えば、企業サイトであれば業務時間帯にPCからのアクセスが多いでしょうし、メディアサイトであれば通勤時間帯や休日、帰宅後のまったりタイムにスマホやタブレットからのアクセスが増えるという傾向です。
そのため、マーケティング担当者としては、自社サイトを訪れるユーザーの利用端末を踏まえたうえで、できるだけ表示遅延が起きないような工夫が必要になります。
今回ご紹介する事例は、WordPressで構築したメディアサイトで、ターゲット層が10代〜20代向けのサイトのため、スマホからの閲覧が多いことが想定されていたそうです。さらに、デザインにもこだわってたため、表示速度に懸念をもっていたのだとか。また、親会社の意向もあり、脆弱性対策が必須だったといいます。
そこでそれらの課題への対策が可能なものを探していたところ、KUSANAGIを知ったそうです。KUSANAGIはWordPressの高速化や安定稼働に加え、セキュリティ対策が可能で、大手企業や官公庁の実績も豊富だったため、導入が決定されました。
KUSANAGIでスマホからのアクセスも高速に、脆弱性対策もバッチリス
KUSANAGIの導入後はスマホからのアクセスであってもWebサイトの表示速度が向上し、離脱の懸念が払しょくされたそうです。親会社のセキュリティチェックでも大きな懸念点が見つからず、リリース後に出た脆弱性に対しても迅速に対応がされたため、安定した運用を実現することができました。
事例本文は以下よりご覧いただけます。詳細に興味がある方はご一読ください。
パナソニックが運営するくらしについての「問い」と「対話」のメディアサイト『q&d』 表示高速化とセキュリティ対策をKUSANAGIで実現
<課題>
・10代〜20代向けのサイトのためスマートフォンからの閲覧を見越したサイト表示の高速化を実現したかった
・社内でサイトを運営していくためにも十分なセキュリティの確保が必要だった
・WordPressでメディアサイト運用を行うにあたり、安全かつ安定した運用を行う必要があった
<効果>
・ページビューが増えてきても、スマートフォンからのページの表示はとても速い状態を維持できている
・ セキュリティの確保も十分にされており、社内でも問題ない形で運用を続けられている
・ サーバが安定稼働できていることにより、コンテンツ拡充などサイトの安定した運用が実現できている
お客様のコメント
まずはサイトの表示がとても速いと感じました。デザインにもこだわっているサイトなので表示遅延を懸念しておりましたが、実際にスマートフォンで閲覧してみてもとても高速なため離脱が発生する心配も無いなと思いました。まさにサクサクです。
また、セキュリティに関してもKUSANAGI導入時にパナソニック様からのセキュリティチェックでも大きな懸念点も発生しませんでした。実はローンチ後にミドルウェアの脆弱性の発見がリリース、対策が必要になったことがありました。新たな脆弱性が発見されること自体はOSSのWordPressとKUSANAGIを利用する上で想定はしていたことでしたが、その際もプライム・ストラテジー社で迅速なご連絡とご対応を頂き、対策も実施できたため安定した運用が実現できています。
https://kusanagi.biz/case/panasonic_qandd/
執筆者/菱沼 佑香

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