パートナービジネスの根幹は、パートナーサクセス(KUSANAGI)

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こんにちは!プライム・ストラテジー マーケティング室長の穂苅と申します。私は、マーケティング全般を担当しておりその中で、「プライム・ストラテジー販売パートナープログラム」の企画や運営を行っています。

プライム・ストラテジーは、「超高速CMS実行環境 KUSANAGI」という製品を持つメーカーです。KUSANAGIは、AWSなどのクラウドサーバやVPSなどで利用できるWordPress等CMSの実行環境で、例えばAWSであれば、Marketplaceから仮想マシンイメージのKUSANAGIを選択できるようになっています。

(参考)KUSANAGI for AWS

今回は、私が考えている「パートナービジネス」は「パートナーサクセス」についてお伝えしていきます。

プライム・ストラテジーのパートナープログラム

プライム・ストラテジーのパートナープログラムは、当社で開発提供している「KUSANAGI」がポイントとなります。このKUSANAGIを使い、パートナー様とのサービス開発やマーケティング/営業戦略を一緒に作っていくことで、お客様へのさらなる価値提供とビジネスの拡大を行うものです。

パートナープログラムについては、こちらもご覧ください。
プライム・ストラテジー販売パートナーとは?(KUSANAGI)

パートナープログラムは、パートナーサクセス

そんなプライム・ストラテジーのパートナープログラムですが、私は強くパートナーサクセスを重視します

そもそもパートナーサクセスというのは、パートナー企業が十分にビジネスを大きくし成果が出るようにサポートし、成功へ一緒に進んでいくための概念のことです。どちらかの企業(パートナー側、メーカー側)にメリットがあるだけでは、健全なパートナープログラムとは言えませんし、持続可能性も低くなります。

もしかすると従来の日本のパートナー制度は、代理店とカテゴライズして上下の関係があったのかもしれませんが、私は現代のビジネスにおいてそれは成り立たないと思っています。

それでは、パートナーサクセスのために何をしないといけないのかというと、私はこの5つを考えています。

パートナーサクセスのために重視する5つのポイント
  • 「相互理解」
  • 「信頼関係」
  • 「目線の一致」
  • 「継続的な情報提供とトレーニング」
  • 「PDCA」

1つずつ見ていきます。

相互理解

パートナーという言葉は、お互いに理解をしていないと成り立ちません。例えば双方の得意分野、苦手分野、製品や技術、人、今後の展望など、ビジネスを一緒に進めていくために必要な部分については理解を双方することが大事です。

開示できる範囲で、包み隠さずに開示をしていくことで信頼も生まれますし理解度が深いほうが一緒にビジネスを作っていくうえでは有効です。

信頼関係

2つ目は、もちろん大事な信頼関係です。

これは色々な要素がありますが、どれだけ双方で役に立てたか、また一緒に過ごした時間が多いか、などが重要だと思っています。例えば何かの業界をターゲットにしたサービスとして共同のプランを作る際にも、双方の知見をフル動員し、何ならターゲットにしたい業界ですでにお客様の企業様にヒアリングをしに行く等によっても信頼関係は深まります。

目線の一致

これができていないと、本当に何も進みません。。

それくらい、パートナーサクセスにおいて目線の一致は重要です。双方で進めていくビジネスの方向性、どのくらい何をどのくらいの期間でやっていくのか、などをあわせておかないと必ず軋轢が生まれます。一方がゆっくりビジネスを作っていきたいタイプで、もう一方がスピード重視でビジネスを進めたい派のパートナーシップがそのまま上手くいくのは難しいでしょう。

最初や区切り(四半期ごと、半年ごと、年度始めなど)で目線を常にあわせられるようにしておくことが重要だと考えます。

継続的な情報提供とトレーニング

自社の情報は当然自社が一番多く、早く持っています。

いかにパートナーシップを締結していても情報連携がないと他社の情報はほとんどわかりません。(適時ニュースリリースやプレスリリースを見てくれ!というのはかなり雑なコミュニケーションです・・)

そこで、新しい情報や資料が出てきたら積極的に双方で情報を交換することが大事です。

そのうえで、必要であれば製品や売り方などのトレーニングを行うことも有効です。

PDCA

最後はPDCAです。それぞれボトルネックになるポイントはありますが、要は今やっている施策や戦略がうまくいったのか、いっていないのかをチェックして施策をチューニングしていくことが大事だと思います。

ですので、共同での施策を行う場合は、1ヶ月毎、3ヶ月毎など適したマイルストーンを決めてPDCAをまわす動きをすることが重要です。

プライム・ストラテジー販売パートナープログラムは、長期的なエコシステムを作ることで、ビジネスを拡大していくもの

今回紹介してきた内容は、私自身がパートナー様と一緒にビジネスを作っていく際に重視していることです。

リソースの問題で全て完璧にできない部分も正直あると思いますが、KUSANAGIを通じた双方にとって良い座組に興味があれば、ぜひ一度Webページをご確認いただき、私と情報交換からさせていただけたら幸いです。

Webページ: プライム・ストラテジー販売パートナープログラム

まずは情報交換からいかがでしょうか?: プライム・ストラテジー パートナープログラムにご興味のある企業様へ

執筆者/穂苅 智哉(プライム・ストラテジー株式会社  マーケティング&セールス部 マーケティング室 室長)

2016年からプライム・ストラテジーに入社し、営業・ディレクター・マーケティング・アライアンスを経験。
2021年から、外資IT企業にてパートナービジネスを担当する、Partner Development Managerとして、数十のパートナー企業様を担当し、双方のビジネス拡大のために活動。
2025年から、再びプライム・ストラテジーにてマーケティング室 室長として社内マーケやパートナープログラムなどを担当。

仕事以外では、旅行、釣り、ロードバイク、ドライブ、温泉・サウナ、ジャズ、カフェ巡りなどアクティブ派。今年はパラグライダーとキャンプをやってみたい。

主な著書:WordPressの教科書5.x対応版、WordPressの教科書6.x対応版

Tomoya Hokari