
こんにちは、菱沼です。
Webサイトを公開した後、運営していく中でやりたいことが変化したり、機能を追加したいと思うことがあります。そうした時、既存のWebサイトや利用中のCMSの機能によっては実現が難しいと思えば、別のCMSにリプレイスしたり、一から作り直しをするといったこともあり得ます。
今回ご紹介する事例は、利用しているCMSでは今後実現したいことが出てきたとしても対応しきれないのではないかといった考えから、WordPressへ移行し、同時に他にも起こりえそうな課題へも事前に対処しておこうということから始まったというものです。
CMSの移行と、サイトの表示速度・サーバダウン対策に興味がある方はご一読ください。
CMS機能に不満、拡張性の高い WordPress × KUSANAGIへ移行

Webサイトを運営していくうちに、新たにやりたいことができた場合、希望する機能を実現するためにCMSなどがもともと持つ機能の中で実現できないことがあります。そうした場合、既存のWebシステムを改修したり、やりたいことが得意なCMSにリプレイスしたりします。
ただ、特定の目的だけに特化したCMSを選んでしまうと、将来的に新たな要望が出たときに、拡張性が不足して対応できなくなる可能性がありますので、拡張性や柔軟性も重要視したいところです。
今回ご紹介する事例はメディアサイトのもので、クラウドCMSを利用されてきましたが、やりたいことが出てきたときに対応しきれないだろうという懸念があったようです。そこで利用経験があって慣れているWordPressへの移行を考えるようになったということですが、WordPressサイトでありがちなアクセス増によるサイトの表示遅延やサーバダウンの問題の対策が必要だという認識があったため、事前にその部分の対策をする必要もあると考えていました。
そこでそうした問題を解消できるKUSANAGIの採用が決定しました。
WordPressサイトでも安定稼働、PVが大幅に改善
移行する際には、ちょうど他の2サイトのKUSANAGIへの移行計画があったため、そこに同乗する形で移行することに決まりました。稼働後は懸念していた表示遅延やサーバダウンといった問題に直面することもなく安定して稼働しており、スピードが速くなったことによる効果か、PVが年間で1.6倍に増加したということです。
事例本文は以下よりご覧いただけます。詳細に興味がある方はご一読ください。
評論やエッセイをメインにしたメディアサイト『考える人』がKUSANAGI導入でWordPressの運用問題を解消
<課題>
・ 別のCMSからWordPressへの変更が決まったが、表示速度とサーバの問題を合わせて解消したかった
・ 同社で運用している別サイトで発生したようなWordPressのトラブルが無いような運用体制を作りたかった
<効果>
・ WordPressに変更したあとも高速なサイト表示と安定稼働を実現できた
・ ページビューの40%~60%の向上が実現できた
・ WordPressやサーバのテクニカルな部分のサポート体制を作ることができた
お客様のコメント
サーバ構成としては『デイリー新潮』サイトなどと同じ構成内で運用するということでしたが、ページ速度やサイトダウンの心配は不要だったなと実感しました。現在までに大きなトラブルは起こっていません。それだけでなく年間でページビューが1.6倍ほどになり、サーバが速いということがWebサイトの閲覧に大きく影響することを感じました。
https://kusanagi.biz/case/shinchosha_kangaeruhito/
執筆者/菱沼 佑香

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