
WordPressのセキュリティ対策として、多くのサイトで「セキュリティプラグイン」が導入されています。
しかし、「プラグインを入れれば安全」という誤解も少なくありません。
実際、セキュリティプラグインにはできること・できないことがあり、万能ではないことを理解しておく必要があります。特に企業サイトでは、プラグインだけに依存したセキュリティ対策が後に大きなリスクとなるケースも見られます。
この記事では、シンプルな「おすすめプラグイン比較」ではなく、セキュリティプラグインの役割と限界を一緒に整理してみたいと思います。そのうえで、自社/自分 に合った選び方を解説します。表面的な機能比較ではなく、「なぜそのプラグインを選ぶべきか」を判断できる視点を提供します。

プライム・ストラテジー株式会社 マーケティング室 室長
穂苅 智哉
主な著書:WordPressの教科書5.x対応版、WordPressの教科書6.x対応版, Webガバナンスガイドライン
WordPressのセキュリティプラグインとは?
まず、WordPressのセキュリティプラグインは、WordPress内部からアクセス可能な範囲で、セキュリティ機能を強化するツールです。技術的な専門知識がなくても、管理画面からの操作だけで基本的なセキュリティ対策を実装できる点が最大の特徴です。
この記事をお読みの皆さまも使ったことがあるのではないでしょうか。
セキュリティプラグインの基本的な役割
【結論】
WordPressセキュリティプラグインは、WordPress内部からアクセス可能な範囲で、セキュリティ機能を強化するツール
- ログイン保護:ブルートフォース攻撃(総当たり攻撃)の検知・遮断
- ファイアウォール機能:簡易的なWAF(Web Application Firewall)として、既知の攻撃パターンを遮断
- マルウェアスキャン:WordPress本体・プラグイン・テーマのファイル改ざんを検知
- ファイル整合性チェック:WordPress公式のファイルと比較し、不正な変更を検出
- セキュリティ設定の最適化:XML-RPC無効化、バージョン情報の隠蔽、ディレクトリインデックスの無効化など
これらの機能により、PHPレベルで実装可能なセキュリティ対策を、技術的な知識がなくても簡単に導入できます。
なぜ多くのWordPressサイトで導入されているのか
セキュリティプラグインが広く使われている理由は、主に以下の3点です。
- 導入の手軽さ:管理画面からプラグインをインストール・有効化するだけで、複数のセキュリティ機能が一度に適用されます。サーバ設定を変更する必要がなく、技術的なハードルが低いのが特徴です。
- 可視化・通知機能:WordfenceやSiteGuard WP Pluginといったプラグインは、攻撃の試行状況やセキュリティリスクをダッシュボードで可視化してくれます。「何が起きているか」が分かるため、安心感があります。
- 無料で始められる:多くのセキュリティプラグインには無料版があり、基本的なセキュリティ機能を無償で利用できます。この低い導入コストと導入ハードルも、導入が進んでいる大きな要因です。
- プラグインは万能ではない!できることとできないことがある
- サイト規模・用途で適切なプラグインは異なる!
- 導入後の運用が必要!インストールして終わりではない
WordPressのセキュリティプラグインで「できること」
【結論】
セキュリティプラグインは、WordPress内部で実行されるPHPレベルの攻撃に対して有効な防御を提供
それでは、セキュリティプラグインについて、まず「できること」から見ていきましょう。
セキュリティプラグインが得意とする領域を理解することで、適切にセキュリティ対応を考えることができるようになります。
ログイン・認証まわりの保護
ブルートフォース攻撃(総当たり攻撃)は、WordPress管理画面への最も一般的な攻撃手法です。セキュリティプラグインは、この攻撃に対して有効な防御を提供しています。以下のような対策ができていない場合は、まずは基本的な防御対応からしていきましょう
- ログイン試行回数の制限:一定回数失敗したIPアドレスを一時的にブロック
- 2段階認証(2FA)の実装:Google Authenticatorなどと連携したワンタイムパスワード認証
- ログインURLの変更:/wp-login.phpを別のURLに変更し、自動攻撃を回避
- ログイン通知:管理者ログインがあった際にメール通知
- 画像認証(CAPTCHA):ボット攻撃を防ぐための画像認証追加
不正アクセス・攻撃の検知
セキュリティプラグインは、WordPress宛のHTTPリクエストを監視し、攻撃パターンを検知することもできます。
ちなみに、Wordfenceの調査によれば、WordPress専用のファイアウォール機能により、日々数十億件の攻撃が遮断されています。(参考:四半期WordPress脅威インテリジェンスレポート – 2025年第3四半期)※英語記事のため、ブラウザの翻訳機能も利用して読んでいただくことを推奨いたします。
- 簡易WAF機能:SQLインジェクション、XSS(クロスサイトスクリプティング)などの既知の攻撃パターンを遮断
- 国別IPフィルタリング:特定の国からのアクセスをブロック
- リアルタイム攻撃監視:どのIPアドレスから、どのような攻撃が試行されているかをダッシュボードで確認
- 自動IP遮断:悪意のある行動を検知したIPを自動的にブロックリストに追加
ファイル変更・改ざんの検知
WordPressサイトが侵入された場合、攻撃者は既存のファイルを改ざんしたり、バックドア(再侵入用の不正ファイル)を設置します。セキュリティプラグインは、これを検知する機能も持ちます。
- ファイル整合性チェック:WordPress公式のファイルと比較し、改ざんを検出
- マルウェアスキャン:既知のマルウェア・バックドアのシグネチャと照合
- 定期スキャン:毎日自動的にファイルをスキャンし、異常を検知
- 隔離・削除機能:検出されたマルウェアを自動的に隔離または削除(有料版)
こういった改ざん検知は万能ではありません。未知のマルウェアや高度に難読化されたコード等の場合は、なかなかツールでは検出できない場合があります。そのため、定期的な脆弱性診断を受けることや高度な機能を持ったツールの検討をする必要が出てきます。
通知・レポート機能
セキュリティプラグインの重要な役割の1つとして、状況の可視化と通知があります。
- セキュリティスコア表示:サイトの現在のセキュリティレベルを点数化
- 攻撃試行のレポート:日次・週次でどれだけの攻撃があったかをメール送信
- 脆弱性アラート:インストール済みプラグインに脆弱性が発見された際に通知
- 管理画面ダッシュボード:リアルタイムの攻撃状況を視覚的に表示
WordPressのセキュリティプラグインで「できないこと」
【この記事で、一番重要な部分です】
セキュリティプラグインには明確な限界があり、これを理解せずに「プラグインを入れたから安心」と考えるのは危険
サーバ・OS・ミドルウェアの保護はできない
【結論】
セキュリティプラグインはPHPで記述されたWordPressの一部として動作します。そのため、WordPressより下位のレイヤー(サーバOS、ミドルウェア)には関与できません。
- サーバOSの脆弱性:Linux / Windowsの「OS層」の脆弱性を突いた侵入
- PHPバージョンの脆弱性:古いPHPバージョン(7.4以前など)には既知の脆弱性が多数存在
- MySQLの脆弱性:データベース層への直接攻撃
- SSHやFTP経由の侵入:サーバに直接ログインされた場合、WordPressプラグインは無力
ちなみに、IPA(情報処理推進機構)の「情報セキュリティ白書」もご興味ある方はご一読をおすすめします。
日本のレンタルサーバーでは、各社で対策も実施
主要な国内のレンタルサーバー(ConoHa Wing, さくらのレンタルサーバー, エックスサーバー など)では、以下のような対策が提供されています。これによって、ユーザーが安心してサーバを利用することができるようになっています。
- 自動バックアップ機能
- サーバー側WAF(ModSecurity)
- SSH接続制限・公開鍵認証
- PHPのアップデート機能
これらの機能を併用することで、プラグインだけでは防げない攻撃にも対応できます。
ゼロデイ攻撃や根本的な侵入防止の限界
【結論】
セキュリティプラグインの多くは、すでに知られている攻撃パターンをもとに検知しています。そのため、未知の攻撃手法(ゼロデイ攻撃)には対応できません。
- 新しい脆弱性:プラグインのシグネチャが更新されるまで検知できない
- カスタムマルウェア:攻撃者が独自に開発したマルウェアは、既知のパターンに一致しない
- 正規機能の悪用:WordPress本来の機能を悪用した攻撃は、正常な動作と区別がつきにくい
プラグインは侵入後の被害拡大を検知することはできても、侵入そのものを完全に防ぐことは困難、ということを知っておいたほうが良いです。
プラグイン自体がリスクになるケース
【結論】
皮肉ですが、セキュリティプラグイン自体が新たなリスク源になることも
- プラグインの脆弱性:セキュリティプラグインにも脆弱性が発見されることがある(例: 過去のWordfence脆弱性報告)
- パフォーマンス低下:リアルタイムスキャン・常時監視はサーバリソースを消費し、サイト速度を低下させる原因に
- 設定ミスによる障害:厳格すぎる設定で正常な機能まで遮断され、サイトが使えなくなることも
- 更新停止:プラグイン開発が放棄されると、新しい脅威に対応できなくなる
実は、WordPressに関連する脆弱性の96%がプラグイン起因であるというデータがあります。プラグインをしっかり管理していくことの重要性がわかります。

上記資料:最新のWordPress改ざん傾向とWeb統合管理の最適解 〜100名以上が参加したセミナーのパワーアップ版〜 より
⚠️ レンタルサーバーでの注意点
サーバ側のWAFとプラグインのWAF機能が競合し、正常なアクセスまで遮断される場合があります。エックスサーバーやConoHa WINGでは、サーバーWAFを優先し、プラグインのWAF機能は無効化することを推奨しています。
- 利用しているレンタルサーバーの管理画面で「WAF設定」を確認
- サーバーWAFが有効な場合、プラグインのWAF機能を無効化
- プラグインの最終更新日を確認(3ヶ月以上更新がない場合は注意)
プラグイン選びの5つのチェックポイント
【結論】
「おすすめプラグイン」を選ぶ前に、以下の5つのチェックポイントで自社に合ったプラグインかどうかを判断
チェックポイント1:自分のサイト規模・用途に合っているか
| サイト規模 | 月間PV数 | 推奨プラグイン構成 | 有料版の必要性 |
|---|---|---|---|
| 小規模サイト (個人ブログ) | 〜数万PV | ・SiteGuard WP Plugin(無料) ・またはLimit Login Attempts | 不要 |
| 中規模サイト (企業ブログ) | 数万〜数十万PV | ・Wordfence(有料版推奨) ・SiteGuard WP Plugin | 推奨 |
| 大規模サイト (企業コーポレート・EC) | 数十万PV以上 | ・プラグイン + サーバー側WAF ・クラウド型WAF(Cloudflare 等)の利用 ・マネージドサービス検討(KUSANAGI)の利用 | 必須 |
チェックポイント2:更新頻度・開発体制は十分か
セキュリティプラグインは、常に最新の脅威に対応するため、頻繁に更新されている必要があります。更新が止まってしまったプラグインや、更新ができていないWordPressの管理体制は危険です。
- 最終更新日:半年〜1年以内(目処)に更新されているか
- WordPress最新バージョン対応:WordPressの新しいバージョンに対応しているか
- 開発元の信頼性:企業開発か、個人開発か
- サポートフォーラムの活発さ:質問に対して開発者が回答しているか
- 日本語サポート:日本語でのサポートが受けられるか(日本市場では重要)
チェックポイント3:過剰な機能でパフォーマンスを落とさないか
セキュリティプラグインの中には、機能が豊富すぎて、サイト速度を大幅に低下させるものもありますので注意です。
- プラグイン導入前後で、ページ読み込み速度を計測(GTmetrix、Google PageSpeed Insightsなど)
- サーバのCPU・メモリ使用率をモニタリング(レンタルサーバやVPS, クラウドサーバの管理画面などで確認可能)
- リアルタイムスキャンは負荷が高いため、必要性を検討
⭐️機能が多い = 良いプラグインではありません。必要な機能だけを有効化することが重要です。
チェックポイント4:運用・管理の手間は許容範囲か
セキュリティプラグインは、インストールして終わりではありません。その後の運用や管理こそ重要です。
- 定期的な設定見直し:誤検知が多い場合の調整、ホワイトリストの追加
- 通知メールの確認:攻撃試行や異常検知の通知を見逃さないように
- プラグイン自体の更新:プラグインのアップデート適用は絶対
- スキャン結果の確認:検出された問題への対処
これらの作業を誰がどのように行うかを明確にしないと、せっかく導入したプラグインが機能しません。
チェックポイント5:他のセキュリティ対策と併用できるか
セキュリティプラグインは、他の対策と組み合わせて使うことが前提です。
- サーバ側のセキュリティ:OS・PHPの最新化、ファイアウォール設定
- レンタルサーバーのWAF:ConoHa WING、エックスサーバーなどのサーバ側WAF
- クラウド型WAF:Cloudflare、Sucuriなどのネットワーク層WAF
- バックアップ:定期的な自動バックアップ(プラグインまたはサーバ機能)
ポイント:
複数のセキュリティプラグインを同時に有効化すると、機能が競合し、サイトが正常に動作しなくなることがあります。1つのメインプラグイン + 特化型プラグインという組み合わせでカニバリが発生しない形が推奨されます。
セキュリティプラグインのタイプと選び方
【結論】
セキュリティプラグインには、大きく分けてオールインワン型と機能特化型があります。「おすすめ」を探す前に、まずどのタイプが自分のニーズに合うかを理解しましょう。
オールインワン型プラグイン
ファイアウォール、マルウェアスキャン、ログイン保護、ファイル整合性チェックなど、複数の機能を1つのプラグインで提供できるものです。
日本語対応状況を含む代表例
| プラグイン名 | 日本語対応 | 特徴 |
|---|---|---|
| SiteGuard WP Plugin | ✅ 完全対応 (日本製) | ・日本企業の開発 ・日本のレンタルサーバー環境に最適化 ・軽量で動作が軽い |
| Wordfence Security | ✅ UI対応 (サポートは英語) | ・世界最大級のユーザー数 ・リアルタイム脅威防御機能 ・詳細な攻撃ログ・レポート ・有料版は国別IPブロック可能 |
| Solid Security | △ 一部対応 | ・30以上のセキュリティ対策を提供 ・2段階認証対応 ・データベースバックアップ機能 ・初心者にも分かりやすいUI |
| All In One WP Security | △ 一部対応 | ・無料 ・セキュリティスコア表示 ・ファイアウォール、ログイン保護 ・軽量で初心者向け |
メリット
- 1つのプラグインで包括的なセキュリティ対策が可能
- 設定が一元管理される
- 初心者でも導入しやすい
- (日本製の場合)日本語サポートが受けられる
デメリット
- 機能が多い分、設定が複雑
- パフォーマンスへの影響が大きい
- 不要な機能まで有効化されがち
特定機能特化型プラグイン
ログイン保護、バックアップ、マルウェアスキャンなど、1つの機能に特化したプラグインのことです。
代表例
- ログイン保護:Limit Login Attempts Reloaded
- 2段階認証:Two-Factor、WP 2FA
- バックアップ:UpdraftPlus、BackWPup
- マルウェアスキャン:Anti-Malware Security and Brute-Force Firewall
メリット
- 軽量で、パフォーマンスへの影響が少ない
- 必要な機能だけを選んで導入できる
- シンプルで設定しやすい
デメリット:
- 複数のプラグインを組み合わせる必要がある
- プラグイン同士の競合リスク
- 管理が分散する
セキュリティプラグイン、無料版と有料版の違いとは?
多くのセキュリティプラグインには、無料版と有料版があります。一般的な違いの部分としては以下になります。
| 機能 | 無料版 | 有料版 |
|---|---|---|
| 基本的なファイアウォール | ✅ | ✅ |
| ログイン試行回数制限 | ✅ | ✅ |
| ファイルスキャン(手動実行) | ✅ | ✅ |
| リアルタイム攻撃監視 | ❌ | ✅ |
| 国別IPフィルタリング | ❌ | ✅ |
| 自動マルウェア削除 | ❌ | ✅ |
| 定期自動スキャン | ❌ | ✅ |
| 優先サポート | ❌ | ✅ |
セキュリティプラグインと併せて行うべき対策
【注意】
セキュリティプラグインは、多層防御の一部であり、単独では不十分。導入しただけで安心しないことが大事。
サーバ側で行うセキュリティ対策
【結論】
WordPressプラグインでは対応できないサーバ層の対策が必要です。
- OSのセキュリティパッチ適用:Ubuntu、AlmaLinuxなどのLinux系OS、Windows Serverの定期更新
- PHPバージョンの最新化:サポート期間内のPHPバージョンを使用(現在はPHP 8.1以上推奨)
- MySQLの更新:データベースエンジンも定期的にアップデート、MySQLやMariaDBなどのバージョンは最新?
- ファイアウォール設定:不要なポートを閉じる
- SSH設定の強化:ポート変更、鍵認証化 など
WAF・ネットワークによる防御
【結論】
WAF(Web Application Firewall)は、WordPress本体やプラグインより「外側」で攻撃を遮断

- WordPressに到達する前に攻撃を遮断
- ゼロデイ攻撃にも一定の効果(ヒューリスティック検知)
- サーバリソースを攻撃トラフィックに消費させない
利用可能なWAFの選択肢としてはこちらです。
| タイプ | サービス名(一例) | 特徴 | 料金 |
|---|---|---|---|
| サーバー組み込み型 | ConoHa WING WAF エックスサーバーWAF | ・レンタルサーバー標準機能 ・設定が簡単 ・追加費用なし | 無料〜 (サーバー料金に含む) |
| クラウド型 | Cloudflare Sucuri Website Firewall AWS WAF | ・ネットワーク層で防御 ・CDN機能で高速化 ・DDoS対策も可能 | 無料〜 (月額数千円〜) |
WAFとセキュリティプラグインを併用することで、より強固な多層防御が実現できます。
継続的な更新・監視・バックアップ運用
【結論】
セキュリティ対策は「一度設定すれば終わり」ではなく、継続的な運用が不可欠
- 週次:プラグイン・テーマの更新チェック
- 月次:WordPress本体のメジャーアップデート確認
- 随時:重大な脆弱性情報が公開された際の緊急パッチ適用
- 毎日:バックアップの自動取得・外部保存
企業サイトにおけるプラグインの位置づけ
【結論】
企業サイトでは、セキュリティプラグインだけに依存するのはリスクが高すぎる。
プラグインは「補助輪」という考え方が良い
セキュリティプラグインは、言うなれば自転車の「補助輪」のようなものだと考えて見ると良いと思っています。というのもプラグインには以下のような点があるからです。
- 初心者には有効:最低限の転倒(侵入)を防ぐ
- 本格的に運用していく(規模拡大)には不十分:補助輪だけでは高速走行や悪路走行には対応できない
- いずれ外す必要がある:企業サイトでは、より堅牢な基盤(サーバ・WAF・運用体制)が必要
つまり、プラグインは出発点であり、ゴールではないです。
仕組みとしてセキュリティを担保するには?
【結論】
企業サイトで求められるのは、「誰が運用していても、一定レベルのセキュリティが維持される仕組み」です。
- 自動化:WordPress本体・プラグインの自動更新、自動バックアップ
- 監視体制:24時間365日のログ監視・異常検知・即時対応
- 属人化の排除:手順書の整備、複数人での運用体制
- 責任分界の明確化:WordPress担当者、サーバ担当者、緊急対応担当者の役割分担
これらを実現するためにまずはセキュリティ対策も含めて社内で議論をしていただけると良いと考えています。その中で、社内のサイト(社内ですと、複数サイト存在しているケースも多い)保守運用がリソース的に難しいという際には、「フルマネージドサービス」を利用することもおすすめです。
プライム・ストラテジーでは、「KUSANAGIマネージドサービス」を提供し、企業様のWordPressサイト(CMSサイト)の保守運用における課題 = セキュリティ対策、継続的な保守運用、緊急時の対応体制、高速化などを提供しています。ご興味のある方は、ぜひページをご覧ください。お客さま事例も豊富にあります。
また、自社や支援企業で保守運用はできるが、セキュリティの課題がある、という場合には、KUSANAGIのライセンスを使っていただくのも良い選択肢です。KUSANAGI Security Editionでは多くのセキュリティ対策機能があるセキュリティ特化のCMS実行環境を提供しています。
上記、ご質問やお問い合わせがございましたらお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
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WordPressセキュリティは「継続的な取り組み」です。
プラグインを正しく理解し、多層防御で安全なサイトを構築しましょう!
執筆者/穂苅 智哉(プライム・ストラテジー株式会社 マーケティング&セールス部 マーケティング室 室長)
2016年からプライム・ストラテジーに入社し、営業・ディレクター・マーケティング・アライアンスを経験。
2021年から、外資IT企業にてパートナービジネスを担当する、Partner Development Managerとして、数十のパートナー企業様を担当し、双方のビジネス拡大のために活動。
2025年から、再びプライム・ストラテジーにてマーケティング室 室長として社内マーケやパートナープログラムなどを担当。
仕事以外では、旅行、釣り、ロードバイク、ドライブ、温泉・サウナ、ジャズ、カフェ巡りなどアクティブ派。今年はパラグライダーとキャンプをやってみたい。
主な著書:WordPressの教科書5.x対応版、WordPressの教科書6.x対応版
プライム・ストラテジーでは、Web担当者様、IT担当者様などの
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