そろそろ乗り換え時?WordPressのブロックエディター&ブロックテーマ入門【KUSANAGIサミット2025】セミナーレポート

こんにちは!マーケティング&セールス部の相馬理紗です。
2025年6月21日、Zoomにて開催された「KUSANAGIサミット 2025 WordPress編」に参加しました!
ご紹介するセミナーは「そろそろ乗り換え時?WordPressのブロックエディター&ブロックテーマ入門」です。

登壇者のキタジマタカシ様(@inc2734)は、WordPress のテーマ・プラグインの開発者で、現在は主に WordPress のテーマ Snow Monkey と unitone を開発している方です。

今回のセミナーで、ブロックテーマ、ブロックエディターの魅力を知ることができました。
「ブロックエディター・ブロックテーマを使ったことがない!」「昔使ったとき使い心地が悪くてそれっきり。」そんな方に是非見ていただきたい内容でした!

イベント概要

  • 開催日時2025年6月21日(土)13時00分~16時15分
  • 主催:プライム・ストラテジー 
  • 登壇者情報:キタジマ タカシ 様
  • 対象クラッシックエディターを現在も使っている方、ブロックエディター・テーマについて基礎から学びたい方

WordPress エディターは2種類。双方のメリットデメリットとは

WordPressのエディターとは、WordPress上で記事の作成や編集を行うための機能のこと。
「WordPressは記事を作るのが簡単!」と言われている背景には、「エディター」の力が大きいようですね。

2種類のエディターにはそれぞれ特徴があるようで双方のメリットデメリットを説明して貰えました。

クラシックエディター:初心者向けでわかりやすいがレイアウトの自由度が低い。

クラックエディターはWordPressで長年使用されてきたエディターでしたが、2018年12月に「ブロックエディター」が導入されたことで「クラシックエディター」と呼ばれるようになったそうです。

HTMLタグを挿入することで文字装飾などを行うエディターとのことですが、ブロックエディターしか使用したことにない私は、正直難しそうだな…!と感じました。
クラシックエディターを使い慣れているので現在も使用しているという方も多いそうで、まだまだ人気は高いようです。

クラシックエディターについては現在でも定期的にバージョンアップがされているようでセキュリティ面での問題は少ないのではないか、と考えられているようですが、公式ディレクトリの「Classic Editor」ページを見ると、クラシックエディターは「少なくとも2024年まで、または必要がなくなるまでの間完全にサポート・保守されます」という事なのでサポートが終了してしまう可能性に注意が必要です。
参照:https://ja.wordpress.org/plugins/classic-editor/

ブロックエディター:初心者には慣れが必要だがレイアウトの自由度は高い。

ブロックエディターとは2018年12月にリリースされた新しいエディターのことです。ブロックを並べたり入れ子にしたりしてレイアウトを行います。コードを書かなくてもある程度のページデザインが可能になるそうです。

実際にプライム・ストラテジーのサービスサイト(https://kusanagi.biz/)の私が作成したページはコードを使わずブロックエディターで作っていますが、「WordPressのページ作成ってこんなに簡単にできるの?」と思ったほどでした。

従来のクラシックエディターに慣れていた方は、操作性の違いに戸惑う方が多いそうですね。
ブロックエディターのデメリットとして、「縦に長いLPを作成するとブロックの数が増えるため操作が重くなることがある」とキタジマさんは言っていました。

ノーコードで実現できるブロックエディターのページ

キタジマさんがノーコードで作成したページの紹介をいくつかしてくれました。
こちらはキタジマさんが作成した「Sonw Monkey(https://snow-monkey.2inc.org/)」というWordPressテーマを使用し、テーマとプラグインのみで制作したページとのこと。

実は、先ほどご紹介した「プライム・ストラテジーのサービスサイト」 のサイトも「Snow Monkey」で制作しました。WordPressを全く触ったことのない私でもレイアウトしやすく扱いやすかったです。

この後、ブロックエディターのレイアウト自由度を上げるための方法についての説明がありました。

WordPressテーマを使えば知識がなくともWordPressサイトが作れる

WordPressにはテーマというものがあり、「WordPressサイト全体のデザインを決定するもの」とのこと。
WordPressのテーマには無料・有料とたくさんのテーマがあるそうで、無料テーマに関してはWordPressの公式ディレクトリに約13,000個も掲載されているようです!

WordPressのテーマがあればサイト全体のデザインを決めることが容易で、コードを使わずともWordPressサイトを作ることができる…すごく便利な機能ですよね!

「発信したいことがあるけどWebサイトが作り方がわからない…」そんな人でもWebサイトが作れますね。

便利なWordPressテーマも、「クラシックテーマ」と「ブロックテーマ」があるそうで、2つの違いを説明してくれました。

まとめ:ブロックエディター/ブロックテーマは初心者でもWordPressサイトが作れる強い味方!

今回のセミナーを通して、ブロックエディター、ブロックテーマの魅力を知ることができました!

ブロックエディターやブロックテーマを使う事で、HTMLやCSSなどのコードが十分に書けなくてもWordPressサイトを作ることが可能になります。
ブロックテーマは、たくさんの制作者さんがテーマを公開してくれているので、無料のテーマからWordPressサイトを制作することも可能になります!

ブロックテーマでサイトの外観やデザイン部分を作り、ブロックエディターでは直感的にページを作ることができるということで、今回のセミナーで、WordPressが長年CMSの頂点にいる理由が少しわかった気がしました。

ブロックエディター、ブロックテーマについてより深く学びたい方は、セミナー動画を全編見ていただく事が可能です!
ブロックエディター、ブロックテーマの魅力について学んでみませんか?
https://kusanagi.biz/download/kusanagi-summit-2025-wp-form/

ダイジェスト動画はこちら:https://youtu.be/Z30Kq-X_AyE

最後まで読んでくださってありがとうございます!

WordPressサイト制作に困ったら

ブロックエディターやブロックテーマのおかげでWordPressサイトを作ることは簡単にできそうですが、その後の運用やセキュリティ対策をどうしていいか、悩んでしまいますよね。

セキュリティの対策を何もせずいると、思いもよらないセキュリティ被害に繋がることも。
実際WordPressサイトのセキュリティ対策をおろそかにしていたことで起こった被害も多々ありまます。

セキュリティ対策なんて何していいかわからない!そんな風に思ったら 「WordPressの保守運用をすべてお任せできるKUSANAGIマネージドサービス」を検討してみませんか?

WordPressサイトの高速化はもちろん、セキュリティもしっかり対応。
「WordPressサイトを高速化したい」「WordPressのセキュリティを万全にしたい」「社内に運用するリソースが無いけど、WordPressをしっかり使っていきたい」と考えている方は、お気軽にご相談ください。
マネージドサービスの資料請求はこちらから⇒https://kusanagi.biz/download/kusanagi-managed-service/

KUSANAGIマネージドサービスアセット 2

Webサイトに関するお悩みを抱えている担当者さま、お問い合わせフォームからご相談くださいませ。 

 
また、プライム・ストラテジーでは、学びのあるセミナーを毎月3~4本ほど行っています! 
セミナーの最新情報は、以下をフォローしてご確認ください!

 

 

執筆者/相馬理紗(プライム・ストラテジー株式会社)

WordPressのリーディングカンパニー「プライム・ストラテジー株式会社」でマーケティングをしています。

趣味は、お酒、サイクリング、ウェイトトレーニングです。
最近、WordPressサイトを一から作るため勉強中です!