
- デザイン性と集客力を高めるようなページにしにくいWebサイトだった。
- 更新に時間がかかってしまうことがあった。
- デザイン性の高いコンテンツを採用しても高速表示できた。
- 瞬間的なアクセス増加に耐えられるサイトを構築することができた。
ヤマハ・ネットワーク製品のアニュアルイベント「Yamaha Network Innovation Forum」の公式サイト

ネットワークプロダクト部課長 三宅 健太郎氏
ヤマハ・ネットワーク製品の国内総販売代理店であるSCSK株式会社は、同製品の国内流通と販売促進を目的としたマーケティングを展開している。
ヤマハ・ネットワーク製品と言えば、ルーター、無線LANアクセスポイント、スイッチなど、SOHO市場において高いシェアを持つ製品として知られている。特にルーターは15年近く国内SOHO市場で圧倒的なトップシェアを獲得し、日経の顧客満足度でも2年連続で1位を獲得している。
まさに世界に誇る日本の通信機器である。この輝かしい実績の背景には、壊れない、負荷に強い、管理しやすい、情報が多い、入手しやすいなど、製品としての評価はもちろんあるが、ヤマハとSCSKの連携による製品サポートや販売店への支援の評価があることを忘れてはいけない。良い製品を出せば売れる時代はすでに終わっており、現在においては、サービスの評価が売り上げを決める時代になっている。
この時代において、SCSKが支えるヤマハ・ネットワーク機器の売り上げ貢献度は大きい。
さて、SCSKが中心的に実施するヤマハ・ネットワーク機器の販売促進活動の一つに全国セミナーがある。同セミナーは全国の主要都市で、製品やサービスの最新情報をお伝えするセミナーであり、延べ1000名が参加するアニュアルイベントである。今年は「Yamaha Network Innovation Forum」として名称・内容をリニューアルし、また初の試みとして、構想を議論する場を設けることもあり、大変多くのお客様が公式サイトを閲覧し、申し込みをすることが予想されていた。
SCSK株式会社. ITプロダクト&サービス事業本部ネットワークプロダクト部 課長三宅 健太郎 氏.は当時をこう振り返る。
「今年のヤマハ全国セミナーは内容を大幅に変更し、新しい取り組みも行うことから、企画内容の決定に時間がかかることが予想されていましたので、自社サイトから切り出し、独自サイトを立ち上げることにしました。CMSは国内トップシェアのWordPressがデザイン的にも更新性も良いのでWordPressを採用しようと思っていたのですが、WordPressは表示速度が低下しやすい傾向があり、大量のアクセスがあった場合に果たしてさばけるか、疑問がありました。そこで、WordPressを超高速化するKUSANAGIを採用いたしました。」
瞬間的な大量アクセスにも耐えられるKUSANAGI
今年の「Yamaha Network Innovation Forum」はIDC Japanのリサーチャーを基調講演に招き、NHK Eテレ 「趣味どきっ!いまからスマホ」の講師として出演されたタレントの池澤あやか氏、仮想通貨やファイナンシャル関連のキャスターとして知られている田原彩香氏、Software Design編集長の池本公平氏、認定試験や間接販売の国内第一人者として知られているコンサルタント吉政忠志氏を迎えた講義、壇上インタビュー、パネルディスカッションを企画していたこともあり、申込受付開始と同時に瞬間的な大量アクセスがあった。

サイトにはサイズが大きな画像もふんだんに使用されていたが、特に問題もなく処理ができた。SCSK株式会社. ITプロダクト&サービス事業本部ネットワークプロダクト部 販売促進課 栗井 宏氏は当時をこう振り返る。
WordPressの更新のしやすさとハイパフォーマンスな「KUSANAGI」のベストマッチ

ネットワークプロダクト部 販売促進課 栗井 宏氏
「Yamaha Network Innovation Forum」の登壇者は、ゲスト登壇者も含めると述べ30名近くになり、登壇内容などの情報を随時更新しながら告知をしていくスタイルだ。このような運営にはWordPressが更新しやすいため、最適である。
WordPressにはオフィスツールが使えれば、誰でもコンテンツ更新ができるくらいの容易さがある。しかしながら、コンテンツを強化すればするほどサイトのパフォーマンスが劣化してしまうのがWordPressであり、その弱点を克服できるのが「KUSANAGI」なのである。
今回の「Yamaha Network Innovation Forum」のように、突発的なアクセスにも対応できるというのはWeb担当者にとっては心強く、今後もWordPress+「KUSANAGI」の組み合わせは代表的なWebソリューションとして浸透していくのではないだろうか。

これからも進化していく「Fit&Go」
最後に今後のサイト運営を含めた「Fit&Go」について聞いてみた。
「サービス面ではいろいろな企画を考えていますが、バイタルや運動履歴をデータとして収集して、コンビニとの親和性に活かしていくといったことも考えていきたいです。
今後は、店舗数を増やしていく中で、店舗ごとにサイトの管理運営ができるような形にしていき、
各店の個性が出るようなサイトを簡単に作れるようにしていきたいです。」
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